大好評の「冬季 平昌オリンピックシリーズブログ」
本日で最後になります。
シリーズ最終日は、すでに今年の流行語大賞にノミネートされているという「そだねー」でお馴染みのカーリング女子。
本日、20:05分から銅メダルをかけてイギリスとの3位決定戦が始まっています。
氷上のチェスとまで言われるほど先を読む頭脳戦、そしてタフな体力、精神力・・・
今までほぼ興味無かったのですが、今回の日本代表の活躍で一気にその魅力に引き込まれてしまいました。
今までは本橋麻里選手が可愛いな~くらいしか印象に無かったカーリング・・・。
とても為になったのでまとめます。
目次
プランA・B・Cと複数の策を考えている
カーリングでストーンを投げた際、選手たちは2つ以上の選択肢を持っているそうです。
氷の状態や、少しの力の差で、ストーンの動きは全く変わります。
最初に想定した位置に行かないなと判断した場合、プランを即座に変更します。
当初はAの予定だったけど無理そうなので、咄嗟にBに変えて最悪の状況を避ける。
というような形で、多い時はプランC・Dくらいまで考えているそうです。
その切り替えは、ブラシで懸命に氷をスイープ(掃く)している最中に瞬間的にしなければいけません。
ベスト(最良)は無理だけど、ベター(比較的良い)にするという形。
これは優秀な営業マンも同じです。
「こう言われたら、こう言おう。」「こう聞かれたら、ああ答えよう。」
ほとんどの営業マンはある程度の答えを考えています。
しかし優秀な営業マンはさらに複数の答えを考えていて、お客さんのほんの少しの反応を見逃さず、変えていきます。
その点俺は・・・
感情に任せてギャンブルにのめり込み、後先考えず借金をする。
プランAさえも考えていない・・・
出た所勝負の癖に、出る所が高速道路のど真ん中・・・。
こんな人生を送ってきました。
今後は、しっかりと計画をするという最低限の事はしたいと思います。
周りに見向きされずとも、信じてやっていく
今回オリンピックに出ているカーリング女子のチームは、LS北見(ロコ・ソラーレ)という北海道北見市を拠点にしたチームが日本代表となって戦っています。
チーム全員が北見市出身です。
LS北見ホームページ ←アクセス過多でサーバーダウン気味
上に写真を載せた本橋選手が、2010年のバンクーバー五輪後に、「地域に根付いたクラブチームをつくりたい」とLS北見を創設しました。
当初はリンクがなく、選手もスポンサーもいない状態からのスタート。
本橋選手が選手集めに駆け回り、競技をやめるべきか悩んでいた鈴木選手や、所属チームから戦力外通告を受けた吉田選手など、決して順調ではない選手たちを集めてのスタート。
地元の人から「絶対に勝てない」と言われ、取り残された感覚に襲われたこともあったそうです。
選手はたった5人しかいません。
そんなところからオリンピックの銅メダルをかけての試合までたどり着いた・・・
凄いですね。
オリンピックの前に行なわれた、カーリング日本代表活動資金の為のクラウドファンディング。
4万円しか集まりませんでした。
今だったら、数千万円集まりそうな勢いです。
完全に実力で評価をひっくり返した形です。
その点俺は・・・
何かをやりぬいた事がない。
努力もせず、小手先、口先で誤魔化し、駄目だったら逃げて生きてきた。
その結果、何にも無い・・・。
今後はストイックに目標を見据えてやっていきます。
最初は結果が出ないと思いますし、批判も受けると思いますが、それでも自分がやろうと決めた事をやり抜く。
まとめ
LS北見が創設されて8年。
8年かけてオリンピック銅メダルをかけた試合に臨んでいます。
他のオリンピック選手も長い年月をかけ、多くの挫折や困難を乗り越えて、試合に臨みました。
その先にしか、栄光はないのでしょう。
僕ももう一度人生を考え直します。
追記
3位決定戦、対イギリスに5-3で勝利し、見事銅メダルを獲得しました。
銅メダルおめでとうございます!