何度転んで、その度立ち上がったのだろう・・・
冬季オリンピックを見てある事を思いました。
冬季オリンピックの競技は、氷や雪の上でやる種目なので、夏の種目に比べて圧倒的に転びやすい。
先日、平野選手が銀メダルを獲得した、スノーボードハーフパイプなどもそうですが・・・
やっぱり冬季の種目は、試合・試技中に転ぶ頻度が半端なく多いです。
時には命や選手生命を危機にさらしてまで、挑戦します。
明日に迫った、男子フィギュアスケート。
練習のドキュメント映像を見たんですが、
転ぶ・・・転ぶ・・・転ぶ・・・
身体が心配になるほど練習で転びます。
ただ、その度立ち上がってまた挑戦します。
単純に1日5回転んだとして、シーズン200日で1000回。
10年で1万回・・・。
もっと転ぶでしょう。
その度、立ちあがってまた飛ぶ。
その先にしか栄光はない。
尊敬しかありません。
これは肉体的な“転倒”ですが、さらに精神的な挫折、そして怪我・・・
そういったあらゆる転倒を乗り越えて、結果を出している選手たちを見ると、感動を覚えます。
俺もそう。
これまで数多くの失敗を犯してきました。
失敗の数は圧倒的。
致命傷になる失敗もして大怪我も負った。
もう無理だと諦めた時期もあった。
でもフィギュアスケートを見ると、その度立ち上がって再度挑戦する事の重要性を教えてくれます。
やっぱり立ち上がってもう一度飛ばないと、成功はないんです。
転んだまま終わったら、“転び”が最後になる。
しかし、立ち上がって成功すれば、“転び”は経験へと変わります。
そんな人生の大事な事を教えてくれる、冬季オリンピック。
大怪我からの復活が注目される、羽生選手のフィギュアスケート男子シングルSPは
本日、16日の13時48分前後に滑走。
17日のフィギュアスケート男子シングルフリーは本日の順位によって変わります。
去年、11月に右足首靱帯損傷の大怪我を負い、オリンピック出場さえ危ぶまれた羽生選手。
氷の上でトレーニングを再開できたのは、今年の1月上旬。
限られた時間での準備と万全の状態ではない身体。
そんな羽生選手がどういう結果を出すか。
目が離せない!