自分の中の価値観に、
「後輩には絶対に奢る」
というものがあります。
食事でも、飲み物でも・・・
と、偉そうに言っていますが・・・
借金ができるまでは後輩とつるまなかったし、借金ができてからは奢れる立場では無くなったのでつるまないし・・・
後輩に奢った経験というのは、缶コーヒーくらいしかないんですが・・・(笑)
それでも、今後そういう機会があったら、後輩には絶対に奢れる男になりたいなと思っています。
こういう考えになったのは、ある人との出会いがきっかけでした。
それは東京で不動産業をやっていた時の先輩。
それまでの僕は、地元でも東京でも、なかなか尊敬できる先輩に出会ってきませんでした。
絶対に食事はご馳走してくれない先輩
数百円だけ多く出して偉そうな顔をする先輩・・・
これは決して悪い訳ではないです。
仕方が無い。
もっとたちが悪いのは、
金持ちアピールはしまくっているのに、絶対に奢ってくれない先輩。
(こいつはマルチ商法の奴)
奢ってはくれるけど、仕事ができない先輩
奢ってはくれるけど、「奢ってる俺凄いだろ、感謝しろ」アピールする奴・・・
いろいろな先輩に出会ってきました。
そんな中、不動産会社で出会った先輩は、
食事も飲み物も、必ず奢ってくれる。
それが毎日でも。
かといって偉そうにするわけでもなく、
「俺も先輩にやってきてもらったから・・・」
この一言。
カッコいいなと思った。
別に、飯を奢ってくれることが嬉しいわけではない。
ただ、尊敬できる先輩に出会いたかった。
尊敬できる同期や、後輩は何人かいるけれど、トータルで尊敬できる先輩は数人しか出会っていない.。
(部分部分で尊敬している先輩方はたくさんいます。)
その先輩は男気があるというか、修羅場をくぐっているというか、度胸があるというか・・・
この雰囲気はどこから来るのだろうと思い、話を聞いてみた・・・
すると、元そっち系の人だった・・・
特殊な貸金業をしていた人。
刑務所にも入り罪は償って、一般の仕事に復帰したみたいです。
なんで、そういう面白い人とばかり出会うのだろうか。
そんなこともあり、いつの日か
「俺も先輩にやってきてもらったから・・・」
この台詞と共に、後輩に奢る。
これが目標でもあります。