母さん
母さんは僕を産んだ時どう思った?
幸せだったかい?
幸せにすると誓ってくれたかい?
母さんの事だから、自分の幸せはさておき
僕を幸せにすることが生きがいになったんだと思うよ
ところが僕は
その優しさに甘えているね
20歳を過ぎても
33歳になっても
最近も友人に借りた金を返すからと嘘を付いて、30万円の遺産を借り
数日で全部失ったんだ
母さんが断らない事を僕は知っているんだと思う
その気持ちに付け込んでいるだけ
死んだ方がマシだと思う
死んだ時は悲しむけど
かける負担に比べたら
少ないと思う
でも死ねない
僕はお母さんを殺していると思う
人生を奪っていると思う
母さんの人生
45歳から今までずっと殺している
自分はのうのうと生きて
気づいたらもう60歳で
15年間を奪った
殺した
虐待だ
共依存っていう精神状態があるけど
僕はお母さんをそれにしてしまっている
私がいないとこの子は生きていけないと思わせ
私が何とかしてあげないとと思わせている
33歳にもなって
5歳児じゃあるまいし
もう手遅れかもしれない
だって15年間を奪った訳で
もう60歳な訳で
この時間は帰って来ない
例えばこれから何度も食事に連れて行ったとしても
旅行に連れて行ったとしても
必要な物を買ったとしても
もう15年は帰って来ない
しかもそれすらできていない
謝っても謝り切れない
償っても償いきれない
これからどうすればいい?
これからなにができる?
どうすれば安心させられる?
正社員就職?
1人暮らし?
結婚?
孫の顔を見せる?
僕にできるのか?
こうやって文にすることだって自己満足だ
文にしたところで何も起きないし、変わらない
今は、派遣の仕事に休まず行く事しかできない
これからどうするべきか
考えます
今日はコメント欄を開放しますので、ご意見ください。