少し酷いブログタイトルですが、最近思っている事です。
借金歴も長くなり、最近もギャンブルの失敗でいろいろ経験し、考え方が変化してきました。
以前は借金をしている自分はとても弱い立場で、返済を遅延してしまうものなら、人間のクズぐらいの考えでした。
でも、向こう(貸金業者)も商売で金貸しをやっています。
逃げたりしない、そして返済の意思がある限り、なにも問題ないと思います。
契約書に延滞は悪だとも書いていません。
ちゃんと連絡などをして、ほどほどであれば特に問題にはなりません。
だって、延滞利息や、遅延損害金も払っていますから。
それが、貸金業者は一番儲かる。
貸した元本はもうすでに回収出来ているが、まだ借金は残っていて、それにすら利息が付いていく。
これが出来れば業者はウハウハです。
こんな状況になっている場合もけっこう多いと思います。
こう考えると、貸金業は悪のように見えますが、世の中に必要な存在であることも事実。
人間と切っても切り離せません。
貸金業の歴史は、貨幣経済前の紀元前3000年前のメソポタミア文明の麦の貸付からだと言われています。(今から4000年~5000年前)
やがて、貨幣経済が発達し、紀元前700年の古代バビロニアの時代には本格的に貸金業として確立されたと言われています。
日本でも、貨幣を媒介に商品の交換が行われる経済の仕組みになる前は、米の貸付が行われていました。
平安末期(今から850年ほど前)に貨幣経済が浸透してからは、無担保で僧侶や神人に高金利で貸し付ける「借上」という業者が誕生し、鎌倉から室町時代にかけて担保を預かって金を貸す「土倉」の誕生で、貸金業が庶民にまで広がるようになりました。
こんな昔から、貸金業者と借金はあるんですね。
まあ借金をして、延滞をして困るのは、貸金業者ではなく、自分自身だと思います。
余分な金を払わなければいけないし、悪循環にハマりやすくなっていく。
そこを注意すれば、貸金業者にはあまりストレスを感じなくていいと思います。
だって、俺が延滞した利息で飯を食っている人がいるんですから。
その家族に赤ちゃんがいれば、俺が延滞した利息で成長していくわけですから。
これは極端な考えですが、マイナスに考え過ぎても良い事は無い。
そして貸金業も立派な仕事だと思っています。
最近の目標は図太い神経、度胸のある男になることです。
図太く生きましょう。