昨年末に派遣を辞め無職(フリー)になって、早2ヶ月半・・・。
毎日綱渡り状態で、明日の収入の保証も無く・・・
日々、ビクビクしながら過ごしています。
これは、フリーランスの人皆抱えている問題。
なので、今後の為にどういう状況を作ることができればフリーランスは安心できるのか、考えてみました。
目次
30代が生涯に必要なお金
条件
極論、生涯に必要なお金を稼ぐ事ができれば、“とりあえずの安心”と言えると思います。
では、30代男性が生涯に必要な金額はいくらなのか?
下記2パターンで考えてみます。
パターンA
・結婚
・子ども 2人
・持ち家
・車 2台
・生活レベル 中級
パターンB
・生涯独身
・住まい=賃貸
・節約生活
計算
国が出している統計資料などを用いて計算してみました。
パターンA
・結婚
・子ども 2人
・持ち家
・車 2台
・生活レベル 中級
30歳~65歳までの毎月の生活費(子ども2人)
(食費・光熱費・医療費・雑費・交際費等・・・)
1ヶ月平均 約30万円
35年間合計 約1億2千600万円
子どもの教育費(1人あたり)
全て公立で大学まで 約900万円
大学私立の場合 +250万円~
子ども2人 約1800万円
住宅・車購入(利息含む)
約5000万円
65歳~85歳まで(老後の費用)
約8000万円
合計 約2億7千400万円
パターンB
・生涯独身
・住まい=賃貸
・節約生活
30歳~85歳までの毎月の生活費
1ヶ月平均 約10万円
55年間合計 約6千600万円
家賃
1ヶ月平均 約5万円
55年間合計 約3千300万円
車
200万円
合計 約1億100万円
参考:
総務省『家計調査報告』、住宅金融支援機構、独立行政法人日本学生支援機構、生命保険文化センター、マイナビ、ゼクシィ
結果
・子ども2人を育て、ある程度の幸せな生活を送るには・・・
約2億7千400万円
・独身の節約生活は・・・
約1億100万円
という統計からの計算になります。
日本人の平均生涯賃金
それでは、日本人の一般的な生涯賃金はどのくらいでしょうか。
それぞれの平均データが下記です。
大卒男性サラリーマン(定年まで)
約2億7千万円(ボーナス・退職金込み)
※専門職の高給取りに平均を大きく引き上げられているので、一般は2億2千万円程まで下がる。
高卒男性サラリーマン(定年まで)
約1億9千万円(ボーナス・退職金込み)
非正規雇用
約1億1千万円
参考:厚生労働省『賃金構造基本統計調査』
結論・・・
もう、フリーとか以前の問題で、会社員でも一般的な生活を送っていくだけで精一杯の時代です。
ここを何となく分かっているけど、見てみないふりをしている人は、後々困る事になります。
高齢者がコンビニやスーパーで働いていたり、工事現場で旗振りをしているのも理解できます。
これを分かってる人が、投資信託や積み立てなどの資産運用を若いうちから始めているんだと思います。
もう、俺レベルになってくると・・・ヤバいですよ。
下手すると生涯賃金が1億円を切ってくるので、ひとり暮らしもままならない・・・。
ちなみにフリーの立場で計算すると・・・
月収20万円
年収240万円
35年間 8400万円
月収30万円
年収360万円
35年間 1億2千600万円
月収50万円
年収600万円
35年間 2億1千万円
月収100万円
年収1200万円
35年間 4億2千万円
月収500万円
年収6000万円
35年間 21億円
月収1000万円
年収1億2千万円
35年間 42億円
月に手取りで50万円の収入を35年間続けられれば、大学卒のサラリーマンと同じレベルです。
そんな35年ももたない・・・。
フリーランスは、今の状態がずっと続く事はないと理解していると思います。
10年で3億円貯めようと思えば・・・
1年で3000万円
1ヶ月で250万円の貯金が必要になります。
単純計算で。
10年もつ人はほんの一握り・・・。
結論の結論・・・
いや~いきがってフリーになったのは良いものの・・・
ヤバいわ。
ヤバい・・・。
このまま行くと確実に家庭は持てないし・・・
今年33歳になるので、正社員に戻ることもどんどん難しくなってくる。
いや、厳しい世界ですね。
フリーで生きていける人はほんの一握り・・・。
思っている以上に難しい。
今年芽が出なかったら・・・ちゃんと就職しよう・・・。
てか、来月にでも芽が出ないとヤバいレベルです。
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