連日、報道されているタレント坂口杏里さんの逮捕、借金・金銭苦問題。
普通に考えたら嘘だろ?と思う報道も出ていますが、僕は気持ちが分かってしまう。
今回の逮捕も、現金3万円を恐喝したとしての逮捕。
たった3万円・・・
それだけのお金もない状態なんだろう。
次から次へと出てくる借金の申し込み情報。
本当のところは本人達にしか分からないが、かなり信ぴょう性は高いと思います。
出会ってLINEを交換して、3・4日しか経っていない人に
「財布無くして家賃生活費含めて年内で50万必要で、うち次の給料が24なんだけど、借りれないかな…」
SNS上の交流だけで、一度も直接あった事ない人に
「財布無くして今発行中なんだけど、10日に給料入るからそれまで20万借りれないかな。家賃払えなくて困っている…こんなお願いしたくないんだけど、10日に必ず返す」
さらに別の人にも
「本当に申し訳ないんだけど、月曜お薬もらいにいくプラスいまキャッシュカードが紛失してて15万円借りたい。むりかな?必ず返す」
これ以外にも手当たり次第、借金の申し込みをしていたようです。
いや、悲しくなりますね。
でも、僕も似たような事をやってしまっていた時期があります。
黒歴史。
今から、3年ほど前です。
僕も知り合いに片っぱしから声をかけて、借金を申し込みました。
人数で言うと、30人くらい。
で、金を借してもらったのは7人。
いや、ブログ書きながらも思いだすと発狂しそうです。
何故金を借りたかは、あまり言いたくないので追々書きます。
坂口杏里さんレベルだ。
借金の理由もいろいろ嘘ついたな。
「親父が入院した」
「母が入院した」
何度嘘で両親を入院させた事だろう。
自分の事でも
「手を折って入院している」
「倒れて入院した」
だから金貸してって、直接会わず電話やメールのみで申し込んでたな。
何やってんだか。
やっぱり「必ず返すから」この言葉は必ず言いました。
一応、何とか返しては来ましたが・・・
なんだろう。
その時はお金を作ることで頭がいっぱいいっぱいで、どんな手段でもいいから作ればいいと思っていました。
金を借りるということは、お金を作っている訳ではない。
逃げているだけ。
今思えば、お金を借りなければいけない状況になっている時点で、もうアウトですよね。
どんどん人が離れていった。
最後までそばにいてくれたのが、両親と、今回借金トラブルになってしまった友人ひとり。
最後まで味方だった友人からもお金借りましたから。
まだ返していないし。
あれから、3年の月日が流れた。
痛い目をたくさん見たはずだけれど、全然変わっていない。
もう金を借りるなんてことは辞めなければいけないのに、つい先月も会社の先輩から大金を借りた。
もう俺は駄目かもしれない。
もう誰かからお金を借りることは辞める。
絶対に。
当たり前なんだけれど。