3月某日、僕の元にあるメッセージが届いた・・・。
あまり詳しい文面は公開できないが、
・1000万円を貸してくれる
・利息は年利5%程度
・今ある借金(650万程)をそれで完済して良い
・返済は月25万~30万円程
このような内容である。
当初は信用などしていなかった。
毎日のように寄せられる、有象無象のメッセージと同じだと。
ただ、メッセージの内容に信ぴょう性は感じられた。
これまで数千件のメッセージを見て来て、内容が本当か嘘かは判断できる能力が身に付いていた。
現に、読者の方にご融資もいただいている。
⇒ブログ読者の方からの借金、計110万円。利息、補償、担保・・・。契約書公開。
たぶん、最初のメッセージは本当だったと信じている。
しかし、期待を持ってはいけない事は分かっていた。
「1000万円を融資してもらえる」
過度な期待は破談になった時のダメージが大きすぎるから。
それでも・・・
期待してしまう自分が居た。
もしも・・・
1000万円融資してもらえたら・・・
期待してはいけないと分かっていても、心は揺れ動く。
1000万円手元に入ったら・・・
借金にも関わらず、そういった事を考えてしまう自分が居た。
今の借金を完済させてもらっても、300万円は残るな。
これを元手にコツコツと投資して、人生を逆転させるぞ!
でも、まずは1000万円を銀行から下ろしてYou Tube動画を撮ろう。
・1000万円の帯を切ってみた。
・1000万円を枕の下に敷き詰めてみた
なんて・・・
もう舞い上がっている。
調子に乗っている。
でも、まだ可能性は10%程度だ。
それは分かっていた。
その後、やり取りをして可能性を探って行こうと。
いたずらであれば、すぐ連絡は取れなくなるであろうと。
その後、まだやり取りはできた。
20%、30%と期待値が上がっていく。
もしかしたら、もしかするのではないか。
本名と住んでいる市町村まで丁寧に教えてくれた。
(偽名や嘘ではないと今も思っています)
これで可能性は70%を越えたと思った。
ブログに1000万円の使い道を書いてとも指示があったので、書いた。
こちらの住まいもお伝えし、直接挨拶に伺う事も申し出た。
ここで、事態は急変する。
一向に連絡が付かなくなってしまう。
終わった。
気持ちが変わってしまった。
不安にさせてしまった。
何度かこのブログを通しての連絡を試みるも、駄目。
今に至る・・・。
ただ、気持ちを弄ばれた。
これまでのやり取り全てが嘘だったら、なかなかの腕前だと思う。
ただ、僕は相手も最初は本気だったと信じている。
それが時間を追うごとに不安になってしまったのだと。
これで、最後である。
新時代「令和」になるので想いを切り替えないといけないと思っている。
この際、融資がどうこうではなく・・・
正直な気持ちが知れればそれでいいと思う。
もしよければメッセージを待っています。
以上が、平成最後の忘れ物である。