ギャンブルでまた負けた・・・。
借金まみれ、家族にも迷惑を掛けている・・・。
激しい自己嫌悪に襲われ、もう二度とギャンブルはやらないと誓い、眠りに就いた。
朝目が覚めると、昨日の記憶は薄れていた。
今日は勝てると、またギャンブルに行った。
しかし、また負けて、また上に書いたような自己嫌悪に陥る。
これで、何度目だ?
もういい加減辞めなければいけない・・・。
自分にも、家族にも誓った。
もう二度とギャンブルはやらないと・・・。
しかし、その数日後、俺はギャンブルをやっていた。
君の名は?
「ギャンブル依存」
昨日、地上波初登場で『君の名は』がやっていました。
『君の名は』
・2016年8月に公開されたアニメーション映画
・日本での興行収入は250.3億円で『千と千尋の神隠し』、『タイタニック』、『アナと雪の女王』に次ぐ第4位(日本映画では第2位)
・世界での興行収入は3.55億ドルにも及び、千と千尋の2.75億ドルを超えて日本映画の歴代1位
いやー、初めて見ました。
上に書いたストーリーは全く関係ありません。
SF、タイムトリップ的な要素も含まれていて面白かったですが、ここで一つの仮説が生まれました。
ギャンブル依存者は、タイムトリップしているのではないか・・・!?
タイムトリップとは・・・
タイムリープ、タイムトラベル、タイムスリップなどと似ていて、SF物の題材によくなります。
簡単に言うと、時間を移動すること。
ギャンブルで負けた後、強烈な自己嫌悪に襲われ、もう二度とギャンブルはやらないと誓います。
しかし、その記憶も薄れまた繰り返してしまう。
これは、記憶が薄れているのではない。
タイムトリップしているから、覚えていないだけなのだ・・・。
じゃなきゃ、何度も繰り返すなんて、おかしい事をするはずがない・・・。
ギャンブルのどこかにそういうスイッチがあるのではないか・・・。
ギャンブルでは、半仮想現実に紛れ込みます。
当たるだろうという幻想・・・。
その半現実世界の中で、タイムトリップしている。
今後検証を進め、学会に提出し、ギャンブル依存治療に役立てていきたいと思います。
そしていつの日か、ギャンブル依存の無い世の中を作ります。
そうすりゃノーベル医学賞も夢じゃない。
という新年早々の仮説です。
俺の名は?
たけし