私は、昨年までギャンブルにのめり込んでいました。
パチンコ・スロットは、18歳から12年間程。
他にも、競馬・競艇・競輪…
バイナリーオプションやFXの投機と言われるものも、ギャンブル的に・・・。
ここ10年間のほとんどの時間をギャンブルに費やしたといっても良い程、のめり込み依存状態になってしまっていました。
一番のめり込んでいたのは、2012年。
今から、4年前。26歳の頃でした。
1年のうち360日くらいは、ギャンブルしていたと思います。
東京でバイトして暮らしていたのですが、生活の全てを懸けてギャンブルをしていました。
あくまでもギャンブル優先の生活。
ギャンブルをするお金が無くなった時にアルバイトで働いていました。
といっても、慢性的に負けていたので、結構バイトしていました。
ギャンブルが出来ない夜中の時間に、26歳が大学生に交じってイベント設営のバイトです。
朝方までバイトし、その金を握りしめてパチンコ屋へ。
そしてパチンコ屋が閉まったら、寝ずにバイトに行くみたいな・・・。
ギャンブルで勝ったお金で、家賃・光熱費・生活費を払う。
勝てなければ、家賃滞納・電気・水道・ガスは停止。
電気代だけは支払うようにしていました。
スマホを充電しないと、パチンコ屋のデータが見られないし、YouTubeでパチンコの動画が見られないから。
僕は東京`池袋‘で一人暮らしをしていました。
ワンルームマンションで家賃は60,700円。
悪夢の2012年。
パチスロで負けすぎて、家賃を滞納してしまいます。
その期間、5カ月分。30万円強。
「自分で支払うので待ってください」と管理会社にお願いしていましたが、いよいよNOが出ました。
保証人である両親に泣きついて、全額立て替えてもらいました。
この時立て替えてもらった30万円も、まだ返済できていません。
もう4年も経ったのに。
立て替えてもらう時、両親にもうギャンブルはやらないことを誓いました。
真面目に働くことを約束しました。
・・・
その誓いも、3日も持ちませんでした。
「支払うお金が無いから、ギャンブルで増やすしか方法が無い。」
こんな思考回路でした。
もちろん上手くいくはずもなく。
ここからさらに、ギャンブル依存、友人・知人からの借金、多重債務へと転がり落ちていきます。
正直、この時期を思い出そうとしても、記憶がありません。
昨年もそうなんですが。
異常な心理状態で、ギャンブルしかしてこなかったから。
ギャンブル最優先で生活していたから。
人生を賭けてギャンブルをして、負けた時の痛手は尋常じゃないです。
早く賭けを降りないと、人生を取り返せない。
今もなお、この10年間のツケに悩まされています。