超大ヒット映画
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
1985年。
僕が産まれた年にシリーズ1が公開されました・・・。
今尚、絶大な人気を誇るこの作品・・・。
タイムトラベル物の代表作とも言えます。
でも今の子ども達の中には、この作品を知らない子たちもいるそうです・・・。
何が言いたいのかと言いますと・・・
先日、ブログにこんなコメントをいただきました。
普段は、コメントに反論などしないですが・・・
悲しい言葉を並べられたので、今日ここに自分の考えを表明しておきます。
まあ、言われる筋合いがありますから、仕方ないとは思っております。反省しております。
目次
以下、いただいたコメントの一部・・・
生産性ゼロのネットエンターテイメントや、炬燵の中で指先を動かすだけの”投資”やギャンブルの分析の事を、朝早く起きて夜遅く寝るまでしていると言う”作業”、または”仕事”と言っているのなら、その浅はかさに尻の穴がむず痒くなります。
同じ男、同じ日本人、同じ人間である事が恥ずかしい。
南アジアで真昼間から何するでもなく道端でヘラヘラしている男たち、彼らには恵まれない境遇というどうしようもない不幸がもしかしたらあるのかもしれません。
あなたは間違いなく彼ら以下です。
時代が違えば間違いなくのたれ死にしていたけれど、今はご両親に、世間に生かされている。
以前にも書きましたが、あなたが排出している二酸化炭素が、例え極僅かでも地球の温暖化に貢献しているのが私には我慢なりません。
稼ぎたい?
「稼ぐ」とは働いて収入を得ることだ。お前の場合は働いてない!ただのクチだけのダメ人間。労働の対価として収入を得なさいよ。
「うるせーな・・・いつまでも時代遅れの事を言ってるんじゃんーよ・・・。」
悲しいよ・・・
この言われよう・・・
僕の推測ですが・・・
コメント下さった方は、60代くらいですかね?
それは貴方のお考え・・・
僕には僕の考えもあります。
言いたい事も十分に分かります。
もちろん、いただいたコメントのような考えもした上で、今の考えに至りました。。。
今は時代が変わりました。
時代の転換点にいる時は、時代が変わっている事に気が付きません。
上のコメントは旧式の考えだと思っています。
未来を越えた・・・
バック・トゥ・ザ・フューチャー2
1989年公開の映画ですが、覚えていますか?
あの設定で、未来と言われていたのは、2015年です。
2015年10月21日 午後4時29分
主人公のマーティーがタイムスリップしてきました。
30年前に、遠い未来とされていたのは・・・
今から約2年前の事です。
劇中では、未来を予想して映画が作られていました。
僕は子どもながらにワクワクしながら、映画を見ていました。
例えば・・・
ホバーボード
劇中でマーティが乗っていた、宙に浮くホバーボード
レクサスによって2015年に発表されています。
ジョーズのホログラム
3D技術が浸透し実現しています。
最近ではプロジェクションマッピングなんかも進化しています。
Perfumeの3D技術を使ったパフォーマンスなんて、すごいですよね。
他にも・・・
メガネ型端末
TV電話
I Pad
指紋認証
空飛ぶ車
極めつけは空飛ぶ車
スロバキアのエアロモービル社によってすでに一般予約が開始されていて、2020年からは実際にヨーロッパで飛行するようです。
30年前に想像の世界だったものが、技術の発展によってことごとく実現しています。
前置きが長くなりましたが、何が言いたいのかというと・・・
時代が変わったという事です。
そしてものすごいスピードで変わり続けている真っただ中という事です。
もう労働して稼ぐ時代じゃない
いただいたコメントに、「稼ぐとは労働の対価として収入を得る事・・・」「生産性ゼロ・・・」
こんな言葉がありました。
現実はどうなのか・・・?
専門家はそれこそ一昔前の考えであると、言っています。
戦後、高度経済成長の時代のお話です。
現在、アナリティクス、アルゴリズム、ビッグデータ、人工知能・・・
コンピュータ技術の発達で、働き方は著しく変化しています。
数年で景色が一変します。
最近でも、大手銀行の人員削減が大きなニュースになったばかりです。
メガバンクは今後数年間かけて、3万人を減らす計画を立てています。
また、メガバンク・ネットバンクの成長に伴い、地方銀行はどんどん減っていくだろうとの予測もされています。
全国で数十万人が職を失うとされています。
簡単に言うと・・・
機械が仕事をして、それを管理する人が1人いればいい時代になっています。
銀行で言うと
書類が電子化され、手書きの書類が必要なくなってしまいます。
記入ミスなどの書類確認も機械がします。
ハンコもいらなくなります。
ローン審査さえも機械が行ないます。
ゆくゆくは窓口さえ無くなります。
もうすでに人員があまっています。
これは市役所などでも同じ事・・・。
機械は寝ることもサボる事も無く24時間働き、
さらに人間よりも高パフォーマンスで、
仕事の愚痴や文句も言わず、
人間関係で疲弊する事も無く、
人間よりもコストが安い・・・
もう時代が違うんです。
労働=収入
という図式は変わりつつあります。
「稼ぐ」「働く」という概念が変わっています。
今後、人は余ってきます。
大きな社会問題です。
雇用という概念も無くなってくるでしょう。
溢れた人間、高齢化や海外からの安い労働力が入ってきて、さらなる賃金の低下は否めません。
高齢者が年金をもらいながら、時給300円でいいから働く。
そういう時代になっていくでしょう。
今は、高校生が知らない間に億稼いじゃった!
なんて時代です。
今後は、時代と共に変化していける人間しか生き残れないでしょう。
長くなりましたが、
僕がやっている事に生産性があるか?と言われたら疑問です。
しかし、それもまた時代です。
エンターテイメントの世界に生産性があるのか?という疑問と同じです。
嫌な時代になったと思うかもしれません。
でも、これもまた現実です。
なので、いただいたコメントの気持ちも分かりますが・・・
「NO」って感じですね。
今の時代、いろいろな考えができます。
本人の価値観次第だと思います。
僕が今後破滅していったら、コメントをくれた方が正しかったことになりますし・・・
それは今後の僕を見てくれればいいと思います。
以上・・・